俺をもっと利用して?

放課後、私は帰る準備をしていた。

「愛くんー!今から皆でカラオケ行くんだけど行かなぁい?」

「ごめん俺今日誘いたい人がいるんだ」

「あの愛くんが誘いたい人って誰だろ?」

「女だったら潰す」

「大丈夫でしょwあの愛くんがそんな…」

「進藤さん!今から俺ん家来ない?」

「…は?なんで進藤なんかが愛くんと、」

「あ!いーよ!映画見たい!」

「それいいな!じゃあ行こーぜ!」

「えー愛いつの間に進藤ちゃんと仲良くなったの?俺も行くー!」

「いいよ!逢野くんも一緒に行こ…」

そう言いかけた瞬間、犀川くんは私のことを後ろから抱きしめながら

「は?俺は進藤さんと2人きりで映画見たいの、ね?進藤さん?」

…え?犀川くん?なにしてんの…?

「え?あ、ちょっ恥ずいって」

「あー、もう進藤さん顔真っ赤!可愛いなあ」

「いつからそんなラブラブにっ!わかったよ今日は2人きりにさせてあげる!」

「……は?もう帰る!」

「ちょっ香奈待って!」

「じゃあ家行こっか!」

「う、うん!」