俺をもっと利用して?

「おはよ!」

「なんでうちの前にいんだよ」

「だってずっと一緒に居てくれるんでしょ?」

「だからって、昨日のうちに言えよ。」

「じゃあさ!連絡先交換しない?」

「いいよ、これでいつでも話せるな」

「何?いつでも話したかったの?」

「何ニヤニヤしてんだよ、いちいち反応すんなガキか」

「もう高校生ですー!」

「精神年齢は小3ぐらいだろ」

「もう少し大人だし!」

「あ!そういえばさ」

「うん」

「学校行ったら下駄箱になんかイタズラされてたりして…なーんて王道パターンない…」

「いやあるだろ」

即答やめてよ…!

「…え?」

「あいつらなら多分やるだろ」

「ないって信じるもん!」

「もしあったら俺に500円ちょうだいなかったら500円やるから」

「まじ!!絶対ないだろうし!今日の食費になる!!私においしい話すぎる!!」

「絶対あるだろ、」


「絶対ある」

「絶対ない!」

「きたよ、進藤の奴愛くんと一緒に登校しやがって」

「待って!このままじゃあ愛くんにも下駄箱のこと見られちゃう!私行ってくる!」

「咲菜よろしく!」

「愛くんおはよぉ!ちょっとこっち来て見て欲しいものがあるんだ!」

「ごめん無理」

「え…!あ、ちょっと、開けちゃダメ!」

ガチャッ

「あ、、、」

そこには沢山画鋲の入れてある私の上履きがあった、

「…紗兎大丈夫か?」

「おい、顔上げろよ、そんな落ち込むことないって」

「………った」

「…?今なんて言った?」

「私の500円失った、、」

「…は?」

「…!そのことでそんなに落ち込んでんのかよ!」

犀川くん何笑ってるんだよ、私のメンタルボロボロだよ、、500円、、

「だって私の500円、、今日の晩御飯食えない……」

「泣くなって、500円以上のもの奢ってやるからさ」

「え!!!ほんとに!?ありがとう!!」

「そんな喜ぶことか?とりあえずこの画鋲抜くか」

「うん!ありがと!」

「……チッ」