明暗フェイス

亜紀の母親が告げる言葉を淡々と聴いていた。




その一言、一言が重く私の胸にのしかかる。




電話が終わった頃には、私は全身の力を無くしていた。








・・亜紀が死んだ。




昨日、自分の部屋で首を吊って死んでいたという。





「千明、ごめん」




遺書にはただ一言だけ私にメッセージが残されていたらしい。