帰宅後お母さんに鈴木空について聞いた。


「ねぇねぇおかあさん」


「なーに?」


鈴木 空って覚えてるー??」


「あ〜!覚えてるよ〜!空くん元気にしてるかな〜?」


「それでね〜!今日お仕事で如月 空って人との撮影でその人がめっちゃ空くんに似てて〜だけど苗字が、違ったからさ〜」


「その人空くんじゃない?!」


「なんで??苗字違うんだよ?」


確かに空くんそっくりだった。苗字が違う
し…


「空くん引っ越したでしょ?離婚するから引っ越すって空くんのお母さん言ってたよ〜」


「え…」


「確か空くんお母さんの方について行ったから苗字が、変わったんじゃない?」


確かに。それだったら納得がいく。


「あぁ!それと、ここから千星の学校遠いし、スタジオからも遠いでしょ〜だから学校と、スタジオの近くにいいマンション見つけたから一人暮らししたら??」


「うん!……えぇー!一人暮らし?!」


正直一人暮らしは、憧れだった。


「うん!一人暮らししたい!」


「そう言うと思ってもう部屋買っといたよ!手続きとかも済ませてるから明日からでも一人暮らしできるよ!」


「じゃあ今日荷物まとめて明日から一人暮らしする!」


そして私は、一人暮らしを、する事になった。




「千星一人暮らし始めたの?!また今度遊びに行きたい!お隣さんどんな人だった??」


「今度の土曜日家で遊ぶ??物全然なくてつまらない部屋だけど〜」


部屋は思ったよりもが広くてあんまり物がない部屋になった。

それにまだお隣さんに挨拶をしてない。今日放課後に挨拶をしに行こう。


「えま〜今日家で飯食ってく?」

そう呼ぶのは、見た事ない男の子。