『いつもの時間にあの河川敷に来ていただけますか?話したいことがあるので』
そう送ってきた。話したいこと…、告白だろうか。いや、自意識過剰だ。まだ、会って1週間くらいだろう。それに、一目惚れされるような顔を僕はしてない。
『わかった』
シンプルにそう送った。
それから、買い物を済ませてから家に帰った。
家に着いて自室のベッドで寝転がりながら、なんで麗音がわざわざ僕のことをあの河川敷に呼んだのか考えたが全く思い浮かばなかった。