キーンコーンカーンコーン…
はぁ…なんとか間に合ったぁぁああぁ!
私はゲッソリとして机に顔を伏せる。
んー今日も疲れるなぁ…

そう思っていると
トントンと肩を叩かれた
えッ!幽霊?
なんて冗談を思ってみたりしながら後ろを振り向く。

そこにはなんかとてつもなく美しい方が…
ちょ…まぶしいッ!
ってか何の用だ私に!?

「今日さぁ、駅で走ってた子だよね?」
『え…あ、うん』
馬路かぁ!見られてたかぁ!
やべぇ 恥ッ!
「でさぁ ちょっと話してみたくて…」
『え?』
私と話したいなんてどんなもの好きですか――――ッ!
しかも走ってたとこみてるのに!
脳の病院いったほうがいいッ!
絶対!
「もしかして、迷惑だった?なんか疲れてそうだし…」
『大丈夫だよ!』
『私は美沙ッ!』
「私はね、蜜恵」
『蜜恵チャンかぁ!』
『ヨロシクね』
「うんッ」
いやぁ いつみてもかわいいねッ
って今日会ったばかりですけど…