「ゆず、おはよ、」
なぎちゃんが視界にうつり、心なしか頬が緩む
「うん、おはよ」
「ゆずちゃん、兄ちゃんの服借りたんだ、いいなぁ、俺も借りたい!」
南哉くんの声にピクリと反応する千絵の耳
「む………あんたらはカップルかってんだ!」
「…ゆず着替えてほしい」
ム………
「いやだ!」
なぎちゃんに言われたことにむかついて反論する
「いいじゃん!可愛いし!萌え袖?……………だな…」
最後の方は聞こえなかったけど西野くんが行った言葉に今度はなぎちゃんがムッとした
「お願い、着替えて」
立ち上がって寄ってくるなぎちゃんから逃げるように千絵の後ろに隠れる
「嫌だもん!着替えないから!」
「柚葉、着替えた方がいいよ」
千絵までがなぎちゃんと同じ事を言い出した
「……ぃゃだ…」
ここまで来ると小さくなる私の声
「なんで」
とうとうなぎちゃんに捕まってしまった
「だって……」
なぎちゃんの匂い好きなんだもん…
その言葉が口から出なくて俯く
なぎちゃんが視界にうつり、心なしか頬が緩む
「うん、おはよ」
「ゆずちゃん、兄ちゃんの服借りたんだ、いいなぁ、俺も借りたい!」
南哉くんの声にピクリと反応する千絵の耳
「む………あんたらはカップルかってんだ!」
「…ゆず着替えてほしい」
ム………
「いやだ!」
なぎちゃんに言われたことにむかついて反論する
「いいじゃん!可愛いし!萌え袖?……………だな…」
最後の方は聞こえなかったけど西野くんが行った言葉に今度はなぎちゃんがムッとした
「お願い、着替えて」
立ち上がって寄ってくるなぎちゃんから逃げるように千絵の後ろに隠れる
「嫌だもん!着替えないから!」
「柚葉、着替えた方がいいよ」
千絵までがなぎちゃんと同じ事を言い出した
「……ぃゃだ…」
ここまで来ると小さくなる私の声
「なんで」
とうとうなぎちゃんに捕まってしまった
「だって……」
なぎちゃんの匂い好きなんだもん…
その言葉が口から出なくて俯く