「お父さん、意味分からないよぉ……」

「まぁ、大事にされてるってことじゃん!」

「なぎちゃん、字、きれー」

「今さらね、」
ふっと笑われてしまう

いっつも思ってるんだもん!

と、心の中で抗議する

「ちゃんとまもろうね」

~*~*

「………むぅ…都合のいい約束め……」

「ドンマイ」

「全然気にしてないも…んんっ…」
顔の向きを前に向けようとしたら唇がくっついた

「んっ…………はぁ……」

「ここまでにしとこ…ゆず、先にあがっていいよ」

ふぃと顔を背けてしまったなぎちゃんに不思議に思いながらお風呂から出る

これからは気をつけないと…危険だ……



お風呂から上がり、ソファの上に体育座りで丸くなった

その状態でなぎちゃんがあがってくるのを待つ