「すみません、よろしくお願いします」 「じゃあ個人のカットから行きます」 カメラさんの指示に従い、いろんなカットを撮る。 距離近いカットもあって、不安そうな顔してることちゃんに微笑みかけた…そんな気がする。 撮ってる私はモデルの美雨であり、いつもの私じゃないから。 …ただ、誰かに見られてた気がしたのははっきりと覚えてた。