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「はい、では解散っ!!」
担任の碓氷先生がそういった瞬間、フッと力が抜ける。
椅子に座ったままあくびをしていると、中学の時から同じのりんちゃんこと窪 凜花ちゃんが来てくれたので、抱きつく。
「りんちゃーん、何係入るの?」
今日のホームルームで、明日係決めすることが決まったの!!
抱きついたまま見上げて聞くと、頭を撫でてくれる。
「んー、体育係かなぁ…、みーちゃんは?」
「私イベント係入る〜、準備とか裏方好きだし!!」
撫でてくれるのが気持ち良くて、顔をうずめる。
「みーちゃん今日もかわいいね」
「ありがとう、でもりんちゃんの大人っぽさ羨ましいなぁって思うこといっぱいあるよ?」
「みーちゃんは大人っぽいの嫌い?」
「ううん、好きなんだけど何着ても似合わなくて…」
「今度ショッピング行こうね」
りんちゃんと約束してるとすぅちゃんも来たから、すぅちゃんにも抱きつく。
「今日もいい匂い〜」
「あ、みーちゃんが離れちゃったぁ…」
「りんちゃんはまた明日抱きつくの!!ショッピングの時も会えるし…」
すぅちゃんに抱きつきながらりんちゃんの方を向く。
「りんちゃん、ショッピングいつ行くの?」
「明後日にしない?11時からにして、ご飯も一緒に食べよう!」
「やったぁ!!」
りんちゃんと話していたらすぅちゃんのため息が聞こえてきて。
「美雨、凜花と話すんだったら私に抱きつく必要なくない?」
「ごめんね、すぅちゃん落ち着くし、抱きついてると癒やされるし…」
そう言って見上げると、隣からゆめりんの「天使だ…」って声が聞こえてきた。


