「おはようございます!!雌於様!!」


「……」


「どうしたんですか?蜜壽様…」


「…なんで若頭より世話係係長の方があいさつされるんや……」


「……なんですかそのわがまま」


「うるさいな雌於…」


「だそうよ。そなたたち、私よりも蜜壽様に挨拶をしなさい。」


「了解しやした!!雌於様!!」


「.........はあ…」


「つれないですね…ため息ばかりですと、幸せがお逃げになりますよ……」





「…………………部屋に行く」

「了解しました。」

この方は、蛇惑 蜜壽(じゃわく みつひろ)様。私がお世話させていただいております。そしてわたくしは、満魔 雌於(みつま めお)。星芽組若頭蜜壽様のお世話係係長です。