「私たちも、そろそろ出ましょうか」 そう言ってリーシャが立ち上がった。 「ミアさま?」 エルミアは後頭部をお湯に沈めて、考え事していた。 「夢で聞いたのは、海なんだよね~…」 独り言のように呟いた。 「水の精霊を先に見つけろってことでしょうか」 「でも、一か月の命なのであれば、優先は古代花じゃない?」 「そうですね…」 このまま考えていても埒が明かないと思った二人は、すっかり疲れも取れたのでお風呂から上がってから考えることにした。