「翠……じゃなくて、桜木!!」



先程まで同窓会で飲んでいたお店から出てぼちぼち帰ろうとしていた時、後ろから少し焦り気味に名前を呼ばれた。



足を止めて振り返ると、名前を呼んだと思われる元クラスメイトの男子がひとり、そこに居た。



新庄湊人くん。



彼は、中学だけではなく、小学校も同じでよく知った男子だ。