「ありがとうね。ほんとふたりと仲良くなれて幸せだよ」
素直な自分の気持ちを伝えたくて精一杯の言葉で伝えると、2人は顔を見合わせて私にギューッと抱きついてきた。
「「可愛い〜〜〜」」
すごく強い力でぎゅーっとしてくれる2人にふふふと笑いかけると、2人とも笑ってくれた。
「陽菜がどんどん可愛くなってくからほんと、変な男に引っかからないか心配だよ〜」
「ほんと。入学したときよりもどんどん話すのも上手になってるしね」
「そうだよ〜!この前のHRの時もびっくりしちゃった!
私たち以外の人にもあんな自然に笑ってたもーん!陽菜のグループめっちゃ盛り上がってたし!」

