キミに言いたいこと

聞かれて、言葉に詰まる。



誤魔化そうと思ったけれど、彼の目は真っ直ぐ私を捉えていた。



逃がさないと、言われてる気がして。


もう言ってしまおうと思った。




「嫌われたたく…なかったから…」




ポツリと呟く。



そう、嫌われたくなかった。




本当は、電話もメールもしたかった。




休みの日は会いたかった。




でも、言えないよそんなこと。




めんどくさい奴って、思われたくない。




だから、全部我慢した。



気持ち全部、押し殺した。



「全く……梨々香はホントに……バカだなぁ」



「うぅ……っ」



あぁ…いったい、今日は何回泣くんだろう。



すぐ涙が出てくる…。