キミに言いたいこと

「ほらやっぱり。誤解してた」


「え…?」



「あのさぁ、確かに久しぶりのデートは楽しみにしてたよ?してたけど、風邪ひいたのは仕方ないじゃん。別にわざとじゃないんだし。怒るわけないよ」



そう、なの…?


ほんとにそうなの…?




「それで怒ったっても思ってたの?どれだけ短気なイメージ持たれてるわけ?8年も付き合っててかなりショックなんだけど」



「だ、だって…!じゃあ…何に対してなの?行けなくなったって電話した時から、ため息つくし明らかにうんざりしてたじゃない……!!」




熱があることなど忘れて大声を出してしまう。



でも、ちゃんと誤解を解きたい。


しんちゃんは、何に呆れてるの?


怒ってるの?




「俺は、梨々香の我慢に呆れてた。怒ってた」



「我慢……て」



「学生の頃と違って、会える時間が減って。それでも最初はなんと時間作ってたのに、突然電話もメールも全然来ないし?俺からしてもすぐ切ろうとするし?挙句の果てにはデートはまとまった休みの時だけで良いとか言い出すし?」


「だって…!それは…しんちゃんが…!」



「俺が、何?」