「えっ?」


「小田巻くん、ぶっちゃけ重いし無理。」



うう……。

小田巻くんカッコイイから罪悪感あるけど、重いのほんと無理。



「ごめんなさい。」


「そっか……。分かった……。ごめんね。
もうこんなことしないから。」



話を分かってくれている!!


やっぱりいい人だな……。小田巻くん。

なんで私なんかを好きになったか分かんないけど……。

愛が重い以外の欠点が見当たらないよ……。


しかもちゃんとこっちの気持ちを考えている。


「じゃあね。」

「うん。」



私達は別れを告げ、私は教室に帰ろうと歩いた。


……そういえばなんで()急に告ったんだろう。






ま、いっか。