『大学合格おめでとう』


『ありがとうございました。先生のおかげで英語の成績がかなり上がりましたから、だから合格出来ました』


『秘密の授業の成果が出たんだな。大学でも英語を極めて必ず夢を叶えてくれ。俺がずっと側にいて力になるから』


『ありがとうございます』


高校を卒業して、難関大学にも何とか入れて…ちょっとホッとしてる。


私達は先生の部屋で2人きりの時間を過ごしていた。


『約束したこと、今叶えてくれる?』


『え?』


『俺と付き合って』


約束…だったよね。


『…はい。嬉しいです。私、やっと先生の彼女になれるんですね』


『俺も、やっと君を彼女に出来る』


ずっとこの時を待ってた。


『大好きです、先生』


『俺もだ。おいで』


先生は私をすぐ近くに呼び寄せた。


恥ずかしいよ、まだまだこんなに近くに寄るのは全然慣れないんだから。