『ずっと友達として一緒にいたのに、急にこんな関係ちょっと戸惑うな…


だけど…


佑都って、長身で筋肉も程よくついて…胸の辺りとか見るとちょっとドキッとする。


本当に…こんなのやっぱり変な感じ。


『…励ましてくれてありがとう。でも私は…五十嵐先生には絶対に振り向いてもらえないし』


『お前、告白もしてないのに何言ってんだよ』


『だって、こんな私が告白なんかしたら先生に嫌われちゃうかも知れないし』


ウジウジしてる自分は嫌だけど、でも本当に…嫌われる気がする。


ううん、嫌われる気しかしないよ。


『俺だって…陽愛にふられた』


『え…』


『それでも俺は強く生きてる。お前のこと好きだからあきらめないって決めてるし。そうだな、もし陽愛が先生にふられたら、俺がお前を彼女にしてやるから。だから告白すればいい。本気で好きな人には…ちゃんと気持ちを伝えるべきだ』