「いやぁぁあ!!!!」


女の叫び声。
ウチの組織が持つジェット機で隣国に入り、とある家に侵入した。。

女が男の死体を見て、駆け寄り、涙を流す。


―――先に警察を呼べばよかったのに。


ふふ、と、暗闇の中、笑った。


...これで、僕と彼女は幸せになれる。


「あ、あなた!!寝てるだけなんでしょう...?ねぇ、ねぇ!!!!」


「......確かに寝てるだけかもね。まぁ、永遠に起きないかもしれないけどさ」


容赦なく女も刺殺す。
いつもは銃を使うのに。

痛みに悶える女。

男と違ってうるさい。


「あはっ...お前さえ死んでくれれば、僕と優里は幸せになれるのに」


「ゆ、り...?」


「なぁんて、親モドキのお前にはわかんないね」


喋れなくするために、喉に刺して、抜く。
鮮血が舞った。


「あの子は苦しんでた...お前のせいで」