「お、王様………」 くつろいでいる王様の前に、骨と皮だけになった兵士が現れた。 兵士の瞳からは、生気が失われていた。 兵士の服には沢山のバッジが付いてた。 この兵士……元はガッチリとした体型で、王様の右腕と呼ばれたほどだった。 そんな兵士が今、力尽きようとしている。