気を引き締めて、二軒目のチャイムを鳴らした。
押さなければ、終わらない…
そんな気持ちで押すしかなかった。
右の人と同じくいい人でありますように…
そう願うしかなかった。
願っていると奥から「誰?」との声が聞こえた。
もしかして、女の人?
男の人よりは、親近感が湧いて嬉しい…
『あのぉ〜』
ドア越しに名前を言うか悩んでいるとドアが開いた。
「誰ですか?」
やっぱり女の人だった…
近くに同性がいるだけで安心するかも。
すぐ人を信頼してしまうというど田舎のダメな所が出てしまうところだった。
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