じいちゃんのせいで、メイクがボロボロになってしまったためトイレに行った。
パンダすぎてやばい…
むしろ、パンダに失礼かもしれないレベル…
この顔で東京に帰る何て、恥ずかしすぎて話にならない。
から、ちょっと修正。
10-15分くらいかけて、マシになった感じかな…
良くはないけど、さっきよりはいい方だと思う。
自分の中で納得して、トイレから出た。
ら…
トイレ前のベンチで謙人が座っていた。
何?私の出待ちでもしてるの?
それとも、ただここに座っているだけだろうか…
わからないけど、とりあえず喧嘩中だから話しかけることもなく前を通り過ぎようと思ったら予想外に「ひな」と呼ばれた。
『私の出待ち?』
そう言いながら、謙人に近づくと何を言うわけもなく手を繋いできた。
「ごめん」
と、謝ってくれたから私も素直になって謝った。
可愛いじゃん。
キスしたい気分だけど、帰るまで我慢しなきゃ…
ごめん、じいちゃんのことで頭をいっぱいにしなきゃいけないところを謙人のことで頭がいっぱいだった。

