隣の住人。




「本当か?」

『謙人にはいつも優しいじゃん』




と、

話していると友達が帰ってきたからイチャイチャも終わり離れていった。




寂しいけど、私は寝ることにする。

少しだけでも、謙人充電ができて良かった。





布団にもぐった後は、記憶がない。

起きると後ろから謙人に抱きしめられていた。




『ん〜』



と、

背伸びをしても謙人の反応はなかった。




私は、少しでも謙人に触れたくて手を握ると無意識に手を握り返してくれた謙人。





可愛くて、1人でキュンキュンしていた。

最近、大好きが溢れすぎている。




謙人の方に体を向けて、抱きついていると突然友達の声が聞こえて現実に戻った。




あ!

そうだ、忘れてた。友達がいるんだった…




1人で謙人にちょっかいを出してて、それにこんなに積極的に抱きついてて急に我に返って恥ずかしくなってしまった。