寂しかったけど・・・苦しかったけど・・・でもそれは雅という人を愛しているからめばえた感情だったこと・・・

会えた戸惑いよりも・・・次にまた来る孤独な時間よりも・・・今目の前に雅がいることに・・・私は喜びもぬくもりも感じて・・・



あぁ・・・幸せだったんだ・・・


自覚してしまった想いはどんどんとあふれて止まらなくなる。



一人タクシーで空港へ向かう道のりも、前は雅と一緒だったことを思い出すだけでまた涙が溢れる。