「俺はうれしいんだよ。晶のいろんな表情をみるのが。怒ってる顔も、ふくれっ面も、かわいくて愛しくて仕方ない。なんか、一気に距離が近付けたような気がして、たまんないんだよ。」
「・・・」
そう言われたら、膨らませている頬をどうしたらいいかわからなくなる。
「耳まで真っ赤。」
私の耳をそう言って撫でる雅にさらに顔が熱くなる。
確かに、私と雅の距離は一気に近くなった。
赤ちゃんに初めて母乳をあげる時なんて、おっぱいをさらけ出しながら、雅と二人で、赤ちゃんの口に私の乳首を加えてもらう作業に、二人とも汗だくで挑んだ、戦友でもある。
傷口が痛むときは、トイレに向かうのも重労働で、点滴スタンドに縋り付きながら歩く私に、雅は何度も付き添ってくれた。
「帰ろうか」
「・・・うん・・・」
結婚したばかりの私たちからは想像もつかないような距離の縮まり方だ・・・。
「・・・」
そう言われたら、膨らませている頬をどうしたらいいかわからなくなる。
「耳まで真っ赤。」
私の耳をそう言って撫でる雅にさらに顔が熱くなる。
確かに、私と雅の距離は一気に近くなった。
赤ちゃんに初めて母乳をあげる時なんて、おっぱいをさらけ出しながら、雅と二人で、赤ちゃんの口に私の乳首を加えてもらう作業に、二人とも汗だくで挑んだ、戦友でもある。
傷口が痛むときは、トイレに向かうのも重労働で、点滴スタンドに縋り付きながら歩く私に、雅は何度も付き添ってくれた。
「帰ろうか」
「・・・うん・・・」
結婚したばかりの私たちからは想像もつかないような距離の縮まり方だ・・・。



