愛してしまったので離婚してください

私はこの日以来、同じような夢をみて目を覚ますことが何度もあった。

その度に雅が抱きしめて大丈夫と言ってくれるけれど、心配だ。
不安だ。

お腹の赤ちゃんが元気に動いてくれるたびに、安心できるけれどそれは一瞬だけ。

この先の未来を考えると怖くて怖くて・・・いたたまれなくなる。




いつものように悪夢を見ないか怖くて、何となく眠れなかった夜。
私よりも後に寝る雅が少しでも早く休めるように、私は最新の注意を払って寝たふりをした。
雅は何度か私の髪をかき上げたり、頬を撫でてから、そっとベッドを抜け出した。

どうしたのだろうか・・・。
私は少ししてから寝室からそっと出て、雅の様子をみに行こうとした。