"行きたい"
と強請るアミと、何人か後輩を連れて入り込んだパーティーには、やはり予想通りあの二人がいた。
だがここで予想外に、もう自分の女だと思い込んでいたアミが海星に色目を使い始めたのだ。
またも怒りが爆発しそうになったが、
海星が消えて行ったあと、アミが
"あれはわざと気のあるフリで海星を振り回して、海星をめちゃくちゃに出来たらいいな"
と思ってやった行動だと聞いて、とりあえず怒りのボルテージは収めた。
その後、アミは度々
"昔から心底嫌いな奴がいる"
と言う話をする様になった。
何かとアミの生活の邪魔をしてくる女らしく、何度思い知らせても平然としていると言う。
梅雨でじとじとしているある日の溜まり場で、珍しく怒りを全面に出しているアミが現れた。
『あいつ!!
平然とした顔してまた一位とか取りやがってマジムカつくっ!!!
今まで生ぬるくやりすぎたわ!!
徹底的に潰してやるから、ミツル手伝ってよ!!』
知らない人間で、尚かつ海星やショウヘイに全く関係ない女なんて興味は無かったが、アミが憤慨しているので、取り敢えず、
『あー、 今度ね 』
とい言っておいた。
アミはその返事にキッとするどい視線を向けてきたが、ミツルに歯向かうのは得策では無いと思ったのか、それ以上は言わなかった。
と強請るアミと、何人か後輩を連れて入り込んだパーティーには、やはり予想通りあの二人がいた。
だがここで予想外に、もう自分の女だと思い込んでいたアミが海星に色目を使い始めたのだ。
またも怒りが爆発しそうになったが、
海星が消えて行ったあと、アミが
"あれはわざと気のあるフリで海星を振り回して、海星をめちゃくちゃに出来たらいいな"
と思ってやった行動だと聞いて、とりあえず怒りのボルテージは収めた。
その後、アミは度々
"昔から心底嫌いな奴がいる"
と言う話をする様になった。
何かとアミの生活の邪魔をしてくる女らしく、何度思い知らせても平然としていると言う。
梅雨でじとじとしているある日の溜まり場で、珍しく怒りを全面に出しているアミが現れた。
『あいつ!!
平然とした顔してまた一位とか取りやがってマジムカつくっ!!!
今まで生ぬるくやりすぎたわ!!
徹底的に潰してやるから、ミツル手伝ってよ!!』
知らない人間で、尚かつ海星やショウヘイに全く関係ない女なんて興味は無かったが、アミが憤慨しているので、取り敢えず、
『あー、 今度ね 』
とい言っておいた。
アミはその返事にキッとするどい視線を向けてきたが、ミツルに歯向かうのは得策では無いと思ったのか、それ以上は言わなかった。
