私が彼女だったら多分玲音の事を

嫌いになる

玲音は、困ったように

「何言ってるの玲香?」

と私に問いかける

その瞬間何かが壊れた音がした

玲音に対する好きという感情

玲音との思い出

全部が嘘のように思えてきた

「もういいよ 玲音」

と私は玲音から強引に自分のカバンを取ると

走って逃げた