「慣れない場所ではありますが、少しは疲れも取れましたか?」
「シェイド様がお気遣い下さったおかげで、とてもよく眠れました。ご厚意に甘えすぎてしまって夕食の時間を遅らせることになり、申し訳ないくらいです」
「あなたが何の気疲れもなく眠れたのであれば、それ以上のことはありません」
清潔で程よい弾力のベッドは、ロゼリエッタをいともたやすく眠りの世界へと引き込んだ。
あるいは、自分で思うより図太い性質だったのか。
どちらにしろ、シェイドとの初めての夕食は家でのそれよりも二時間ほど遅い時間になるくらい良く眠れた。
家族と言えば、ロゼリエッタがこのような状況に置かれていることを知っているのだろうか。
知っていても知らなくても手紙は出したいと思った。
後でシェイドに頼むだけ頼んでみよう。
「冷めないうちに、どうぞお召し上がり下さい」
「ありがとうございます」
短い祈りを捧げ、スプーンを手に取る。
直前に温め直してくれたのだろう。柔らかそうな真っ白のパンと野菜がたっぷり入ったスープからは、温かな湯気と良い香りがほのかに漂っている。サラダと籠に盛られた果実も彩り鮮やかで、夜も更けていることを忘れそうな華やかさだった。
もっともロゼリエッタは元々食が細いし、ボリュームのあるメニューを食べられる状態ではない。ましてや置かれている立場を考えたら、テーブルについて温かな食事を摂られるだけでも恵まれた環境にあると言っても良いだろう。
「シェイド様がお気遣い下さったおかげで、とてもよく眠れました。ご厚意に甘えすぎてしまって夕食の時間を遅らせることになり、申し訳ないくらいです」
「あなたが何の気疲れもなく眠れたのであれば、それ以上のことはありません」
清潔で程よい弾力のベッドは、ロゼリエッタをいともたやすく眠りの世界へと引き込んだ。
あるいは、自分で思うより図太い性質だったのか。
どちらにしろ、シェイドとの初めての夕食は家でのそれよりも二時間ほど遅い時間になるくらい良く眠れた。
家族と言えば、ロゼリエッタがこのような状況に置かれていることを知っているのだろうか。
知っていても知らなくても手紙は出したいと思った。
後でシェイドに頼むだけ頼んでみよう。
「冷めないうちに、どうぞお召し上がり下さい」
「ありがとうございます」
短い祈りを捧げ、スプーンを手に取る。
直前に温め直してくれたのだろう。柔らかそうな真っ白のパンと野菜がたっぷり入ったスープからは、温かな湯気と良い香りがほのかに漂っている。サラダと籠に盛られた果実も彩り鮮やかで、夜も更けていることを忘れそうな華やかさだった。
もっともロゼリエッタは元々食が細いし、ボリュームのあるメニューを食べられる状態ではない。ましてや置かれている立場を考えたら、テーブルについて温かな食事を摂られるだけでも恵まれた環境にあると言っても良いだろう。
