そして次の日、

俺は優希の葬式にも参加した。

けど昨日、

陽葵ちゃんに会うと

魂が抜けているようだった。

しばらくそっとしておくべきなのだろうか。

俺は迷っていて結局、

声をかけられなかった。

翔も迷っていた。

葬式の時、

優希の顔を見るなり

陽葵ちゃんは涙が溢れて

泣き出した。