蓮目線

優希が死んだ。

夕日が沈んで

暗くなってきた頃、

翔から連絡があって

俺は病院に駆けつけた。

優希の両親や、陽葵ちゃん、

翔もいた。

ベッドに近づくと

そこには冷たくなった優希がいた。

恐る恐る顔にかけている

布をめくった。

·····そこには、

幸せそうな顔で眠ってる優希がいた。