蓮目線

今日も何気ない日々が終わり、

家の外は真っ暗だった。

明日は休みだが、部活があるし

寝ようと思った時だった。

翔から電話が来た。

「もしもし?」

こんな時間に珍しい。

「優希が目を覚ました」

優希が?

俺は涙が出た。

「っ良かった·····」

「今度会いに行ってやってくれ」

そんなの、当たり前じゃないか。