あの日、雪が降っていてよかった。【完】

ほらほらはやくー、と腕を引かれて

写真が撮れそうな場所を探すと

香月さん真ん中ね、と先輩は笑った。


『………あれ、唯ちゃん?』

「あっ、仁さんっ…、忍さんも、」

『どったのこんな所でー。あ、もしかして、クラスのやつらに捕まってた?』


忍さんは、私の周りをちらり、とみると

こっちおいでー、と私の腕を引いた。