あの日、雪が降っていてよかった。【完】

「も、もしかして、それで寝てない、とか…、」

『あー、まぁ、それもあるけど。』


普段から夜はそんなに寝てないから、と

言った彼の表情は

なんとなく心ここに在らずというか

ぼーっとしているように見えた。


「き、今日は8時には学校に着いてないと、なんですよね。」

『あー、うん。つってもお前は卒業するわけじゃねぇーから、いつも通りでも大丈夫だけど、』

「そ、そーゆーわけにはいきませんよ、」