あの日、雪が降っていてよかった。【完】

[3月1日 6:30]


「んんぅ…、朝…?」


今日だけは遅れる訳にはいかない、と

昨晩かけたアラームが

耳元で大きな音で鳴り響いて

私は目を覚ました。


「ふぅー…、」


普段、寝起きはあまりいいほうではないはずなのに

この日は起きた瞬間から

頭がすっきりしているような気がした。


「まだ時間あるし…、雪村さんコーヒー飲むかな…。」