あの日、雪が降っていてよかった。【完】

『まぁさ、どっちにしたってもう結果は目の前じゃん。』

『………んな軽々しく言うなよ、』

『お前こそらしくねぇーって。いつも通り自信もっていけよ。ほら、もし振られたら慰めてやるし、』

『…………チッ。……もう切るわ、』


はいはい、と苦笑混じりの村瀬の声を最後まで聞かないまま

僕は電話を切って、ため息をついた。