あの日、雪が降っていてよかった。【完】

『最初に家に連れて帰った時はさ、まじでなんか…、保護された捨て猫みたいな感じだったんだよ、あいつ。』


最初の1週間とかは

まじで人が一緒に住んでるとは思えないくらい静かで

さすがの僕も心配になって

夜中に寝室覗きに行ったりしてたっけ。


『俺が会った時はもう、だいぶ馴染んでたってわけか、』

『そうじゃないとお前になんか会わせねぇし。』