あの日、雪が降っていてよかった。【完】

『もしもしー?どしたの雪村、最近電話の回数多くねぇ?』

『チッ…、起きてんのかよ、』

『お前なぁ笑 自分から電話かけといてそれはねぇだろ笑』


彼女のこと?と村瀬は僕に聞くと

もしかしてまだ返事もらってねーんだ、と

そいつは電話越しに苦笑した。


『…………明日、返事するみたいなこと、ほのめかされた。』

『ほのめかす?そんな器用なことできる子だったっけ?』

『卒業式なんだよ、明日。…つーか、時間的にはもう今日だけど、』