あの日、雪が降っていてよかった。【完】

彼は、レジ横のホットスナックコーナーを指さすと

嬉しそうにそれを2つ買った。


『ん、香月の。』

「あっ、ありがとうございます、」

『やっぱり肉まんは外だよなー。』


コンビニからマンションまで

ほんの後数分の距離を

温かい肉まんを齧りながら歩いた。


「あ、あの。雪村さん、」

『んー…?』