あの日、雪が降っていてよかった。【完】

「~♪…私、ここすごく好きです、」

『ん…?どこ、』


歌って、と言われて

鼻歌で伝えると

雪村さんはクスッと笑って、正確すぎ、と呟いた。


『んぁー、お腹空いたー。結局お昼食べ損ねちゃったじゃんー。』

「あっ…、もう17時なんですね、」

『唯ちゃんも気づいてなかったのー?2人とも仕事バカすぎ、』


忍さんは少し呆れ顔で笑って

ご飯食べよー、と部屋のドアを開けた。