あの日、雪が降っていてよかった。【完】

『……正直、香月が僕のことどう思ってるかとか、全く考えてなかったし。』

『んーー…、唯ちゃんも鈍そうだからなー。』

『そもそも、ちゃんと伝わってるかどうかも怪しいんだよね。』

『どーゆー意味?』


恋人にならないか、と伝えたあの日

香月は多分色んな感情でぐちゃぐちゃになってただろうし。

次の日から、なにか変化があるのかと思えば

香月のほうは気にしていないみたいに

至って普通な顔をしてるし。