あの日、雪が降っていてよかった。【完】

-雪村side-


『んん…、あれ、雲英だけ…?つか、もう来てたんだ…、』

『あ、ゆき起きたー?今仁と唯ちゃんはコンビニにお昼の買い出し行ってるよー、』

『んー…。ふぁ…、ねっむ…、』


なだれ込むようにソファに座ると

それまでPCの準備をしていた雲英は

パタパタと僕の隣にやってきて、座った。