あの日、雪が降っていてよかった。【完】

「504…、あった…。」


エレベーターを下りて

病院独特の真っ白な廊下をあるくと

母の病室はすぐに見つかった。


「ふぅー…。」


どんな顔をして会えばいいんだろう。

考えたけど答えは見つからなくて

私は思い切って、病室のドアをノックした。