あの日、雪が降っていてよかった。【完】

『ゆ、唯ちゃん、大丈夫?』

「あ…、はい。すみません、驚かせてしまって…、」

『今のって…、』

「母の妹、えっと…、叔母にあたる人です。」


最後に会ったのは

いつだっただろう。

確か、両親の離婚が決まった時だったっけ。


「……わ、私、ちょっと行ってきます。」

『えっ、どこに…』

「多分、ここにいるってことだと思うので。」