あの日、雪が降っていてよかった。【完】

『残りは冷蔵庫入れとけっつったじゃん。』

「ま、まだまだ沢山ありますから…、」


ちょっと多く出来すぎちゃったんで、と私が言うと

彼は、ぷぃっと拗ねたように

私から顔を背けた。


『ふっ…、ゆき、最近さ、』

『………なんだよ。』

『ちょっと表情豊かになったよね。…特に唯ちゃんの前だと、』

『はぁ?別に変わんないでしょ、』