あの日、雪が降っていてよかった。【完】

「い、急いで袋に入れてきたので、全然ラッピングとか出来てないんですけど…、」


よかったら、と促すと

仁さんと忍さんはチョコレートを摘んで

ぱくり、と口の中に入れた。


『ん!美味しーっ、』

「ほ、ほんとですか?」

『うん。甘すぎなくて丁度いいね、これ。』


2人の反応を見て、ほっとしていると

なんで持ってきてんの、と

雪村さんはジト目で私を睨んだ。