あの日、雪が降っていてよかった。【完】

『………はやく。』


雪村さんは、食べさせろと言わんばかりに口を開けて

じっと私の顔を見つめた。


「あっ、えと、じゃあ…、」


失礼します、と

雪村さんの口元に焼きそばを運ぶと

彼は、んーま、と笑った。