あの日、雪が降っていてよかった。【完】

『………っと待って、全然思い出せねぇんだけど…、』


0時過ぎた辺りからの記憶が全くない。

配信終わって、乾杯したところくらいまでは

覚えてるような気がするんだけど…。


「んんっ……、んー…。」

『………香月、』

「んぅ…?雪村さん…?」

『……そんなに縮こまってると身体痛くするよ、』


僕が言うと

香月はまだ寝ぼけているのか

素直に布団の中で足を伸ばした。