あの日、雪が降っていてよかった。【完】

すみません、と俯くと

雪村さんははぁー、と大きくため息をついて

もういいよ、と呟いた。


『金のこと、生活のこと、学校のこと、もう何にも気にしなくていいから、ひとつだけ約束。』

「は、はい、」

『僕には"すみません"って謝んな。わかった?』


私は圧に負けて

思わず、はい、と頷いた。